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2007/02/05

横浜冬の陣~真相~

「風車の理論」 ~アントニオ猪木持論より~

 

風が強ければ強いほど、風車はよく回る。

敵の力を限界以上に引き出した上で、

自分がさらにその上の力を出して敵を倒すこと で、

自分だけでなく、敵をも輝かせること。これを「風車の理論」という。

 

2月3日、まさにこれが私のとった勝利への方程式。

横浜冬の陣。 その隠された真相が、今、遂に明らかにされる・・・

 

 

元々、新年会という名目で開催されたこのイベント。

だが、私の中では、

私個人とエミリアンドミナロとの闘いの場でしかない。

 

2月3日午後、出陣の時を迎えた時点で、

私の腹は、既に決まっていた。

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意志の強さを感じる、いい顔だ。

 

 

  

用意されたボーリングとカラオケという闘いの席。

普通に闘えば、私があっさりと勝ってしまうことが予想された。

それでは面白みが無さ過ぎるのだ。

 

そこで「風車の理論」。

まずは敵を輝かせること、コレに徹する。

おそらく、闘いの間、辛い時間が続くだろう・・・ だが、

最終的に、最も敵にダメージが残るやり方で

最後には勝ち、立っているのは、私でなければならないのだ。

 

闘いの場は、新杉田。 新しい、俺。

まさに、この新しい形の闘い方を暗示しているような響きだ。

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漢字が違うところが、またいい。

 

 

 

 

そして、一回戦、ボウリング。

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できる限り、センターピンを外すように注意する。

途中、我を忘れ、ダブルを決めてしまう場面もあったが、

次の投球でワザと転んでのガーターで、難を逃れた。

 

 

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上位三名と私のスコア、

その差は歴然。

最も苦しかった時間帯だ。

 

 

で、私の結果は188点。 

決して1ゲームではなく、2ゲームトータルの結果だ。

これでいいのだ。

  

案の定、敵にはダブルスコアに近い差をつけられた。

ストライクをとった時の、派手なガッツポーズや、

チャンスに強さを発揮する姿は、黄色い声援を呼び込む。

輝かせるには充分な演出効果だった。

 

一方、私に対しては、あざ笑う声も聞こえた。

石を投げつけてくるものもいた。だが、私はひたすら黙っていた。

その場で何を言っても言い訳になることくらい、わかっていた。

断腸の思いで、その場を耐え忍んだ。

すべては、風車の理論のために・・・

 

 

運動の後は、宴会が待っていた。

敵にとっては、さぞかし旨いビールだったことだろう。

女性を集めては、ボウリング講座を始める始末だった。

 

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左端が敵。。 笑ってやがる・・・

 

 

 

 

中には、何を勘違いしたのか、

一人で「あっち向いてホイ!」を、延々と繰り返すしともいた。

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このしと、 

間違いなく、この時点では

勝ったつもりでいる。。 

 

 

 

 

無事宴会も終わり、2回戦のカラオケだ。

ここでも主役であってはならない。

勝ちを印象づけては意味がない。勝つのは最後だけでいい。

 

案の定、主役は女性陣が握った。

侍ミキータは私の予想を上回る歌声で、男性陣を翻弄した。

妖精マキアの可憐な歌声には、男性陣はL・O・V・Eの声援を送り続けた。 

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お見事!二人とも上手でした!

 

 

 

敵も気分上々なのだろう・・・ 余裕すら感じさせる。 070203_033

 

ま、俺様が女なら惚れてるかもな。

 

 

 

 

 

妖怪からんころん も現れた。

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 場の雰囲気などお構いなく、

 「からん、ころん、からんからん、 ころん・・ 」 

 

 

 

 

で、ここでも私は三の線に撤する。 我慢なのだ。

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 すべては敵を輝かせるための作戦。

 夜は長い。

 

 

 

大トリは M・S・P!M・S・P!M・S・P!M・S・P!

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 あぁ、マイクがマッチ棒のよう・・

 敵がまた、笑ってやがる。。

  

 

 

すべて、計画どおりに進んだ。

誰もが、私の作戦にどっぷりと浸かってしまっているとは、

微塵も、想像していなかっただろう。。

 

闘いは、終わった、かのように見えていた。

Mr.T.ついに敗北、 誰の目にもそう映っていたはずだ。

 

敵は終始、輝き続けていた。 いや、輝かせておいた。。

最後の大逆転の一瞬、その時のために・・・

 

 

 

深夜、ワザと終電を乗り過ごした私は、

敵の陣地に泊まることを余儀なくされることになる。

もちろん、これも作戦なのだ。

 

 

 

そして、 

冬の早朝、まだ真っ暗の中、作戦は実行された。

 

ある意味、夏の陣のラストショットよりも、

今回の一撃は強烈かもしれない。

間違いなく、これで敵は当分の間、立ち直れないだろう。

 

 

 

 

 

もう一度だけ言っておこう・・・

最後に立っているのは、私でなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしら、静かに眠れ・・・    さらばじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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リベンジは、いつでも受けるぜ。

 

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コメント

楽しそうでいいですねぇ

投稿: シゲ | 2007/02/06 01:56

●勝つことに慣れないとビッグな男になれない。負けることを考えると本当に負けてしまう。 by アントニオ猪木
●Mr.T・・・・あんた、・・・男だよ。 by 高田延彦
●朝起きたときは、誰の口も臭い by たむけん 
大作を書き終えた君に、「言葉」の花束を贈る・・・

投稿: jetboy | 2007/02/06 09:49

>シゲさん ブログの世界に導いていただいた貴殿に感謝!
 
>jetboy さすが旧友、絶妙のタイミングだ。素晴らしい!
こうして君には、過去にも幾度救ってもらったことか・・・
この場を借りて、礼を言うぞ。。
 

投稿: Mr.T. | 2007/02/07 01:25

この記事へのコメントは終了しました。

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